（オランダ・アムステルダム 2014年11月27日）
Ingenicoのグループ企業であるGlobalCollect（グローバル・コレクト）と急速に成長するグローバル・ペイメント・ネットワーク会社中国銀聯の関連会社である銀聯国際は、本日ワールドワイド・パートナーシップを発表しました。
この契約は、グローバル・コレクトが銀聯ネットワークの全世界でのアクワイアラになることを意味します。
銀聯はカード発行数世界1位の国際カードブランドです。
本契約により、グローバル・コレクトは、同社のクライアントである大手国際eコマースの企業を、45億の銀聯カード会員と結びつけることができます。
銀聯はこれによって、アジアおよびその他地域にて急速に成長するeコマースマーケットへのアクセスを得ることになります。
グローバル・コネクトを経由して、銀聯カードでの支払いを提供することになる加盟店は、速やかな導入と展開、フルサービスの決済手続そして統合された明細のサービスを享受することになります。グローバル・コレクトは、全世界90種以上の通貨での銀聯決済を処理します。
グローバル・コレクト、アジアパシフィック・ジェネラルマネージャーのMark Patrickは、
「e コマースは中国およびアジア・パシフィック中でブームになっています。中国の消費者においては、特に国際ブランドのショッピングが伸びています。今回の パートナーシップ締結は、中国でのクロス･ボーダー取引ブームをもたらし、グローバル･コレクトの加盟店に非常に多くの商取引機会を創出することになりま す。グローバル・コレクトは、国際的な大手EC加盟店との関係を有していますので、それらEC加盟店各社の商圏を拡大し、中国およびその他地域からの数百 万の消費者とをつなぐお手伝いをすることができます。」とコメントしています。
「The Global Impact of Chinese e-Commerce（中国eコマースの国際的影響）」によると、オンライン・クロスボーダー取引をするユーザー（中国では「hai tao」として知られています）は、2014年には、前年比80%増の226億8,000万ドルを消費する見込みであると言われています。
特にhai taoの間では、コスメティック、衣料、香水といった高級品が人気です。 また、旅行とゲームの分野がデジタル経済において急速に成長しています。
中国でのEC旅行販売取引は、2014年は前年比34.2%プラスとなる87億2000万ドルに増加する見込みです。
オンライン・ゲームにおける収益は、2014年に163億ドルを超えることが見込まれており、2017年には325億円まで拡大すると予想されています。
銀聯国際 Sales and Support 部門ジェネラルマネージャーのHong Tao氏は、
「銀 聯国際のクロスボーダー取引件数の急速な伸びが示すように、中国の消費者は、世界のオンライン・マーケット・プレイスを次々に利用するようになっていま す。グローバル･コレクトは、小売、旅行、デジタル商品における世界の大手オンライン加盟店との契約を有しており、同社とのパートナーシップによって、 我々の会員様が様々な高品質の世界的な商品やサービスを享受できるようになります。」とコメントしています。
